アトリエのケーススタディ編集開発中

BORN RARE

すでに刊行された回想録。新たに構想し直した文学的な版を、いま編集開発しています。

ひとつの人生は、幾千もの記憶として届いた。

仕事は、それを整えることではなかった。

すでにその中にある形を、見つけ出すことだった。

BORN RARE — Emma Kwon's memoir, originally published; a newly reimagined literary edition in development

Amazing Tiger Publishingは、Emma Kwonの文学的回想録の原稿、編集構成、ビジュアルアイデンティティ、そしてより広い創作の世界を形づくっています。

プロジェクト概要

  • 形式
    文学的回想録
  • 原語
    北米英語
  • 現在の段階
    編集開発中——新しい文学版
業務範囲
  • 物語の構成設計
  • ディベロップメンタル・エディティング
  • 声のディレクション
  • ビジュアルアイデンティティ
  • 翻訳の枠組み
  • 音楽及び創作的な展開

依頼の概要

五十二歳で、Emma Kwonは英語の中でもう一度始めた。

素材は、幼少期の記憶、母であること、ニューロダイバージェンス、音楽、テクノロジー、そしてブリスベンでの新しい生活を通り抜けていった。

物語が足りないということはなかった。

危ういのは、あまりに多くの人生が、あまりに多くの説明になってしまうことだった。

編集上の問い

ひとつの人生についての真実を、どう語るのか——

それを生きた人間を、縮小することなく。

傷は、真実のままでなければならなかった。

明るさは、否認として扱われてはならなかった。

文章は、その両方を抱えなければならなかった。

北極星

彼女は壊れていたのではない。

間違った角度から読まれていただけだった。

これはスローガンとして書かれたのではない。

それは、すべての章を測る編集上の基準になった。

構成を組み立てる

天の川

もとのままの速さ。説明される前の子ども。

カラー

新しい部屋。異なる社会という鏡。

ダイヤモンド

圧力。身体に刻まれた記憶。古い意味が砕け開く瞬間。

オーロラ

衝撃は消えなかった。それは、別の方向を見つけた。

感情が、別の形を見つけた。

記憶から場面へ

記憶は、まだ一章ではない。

まず、それを抱えられる物を見つける。

戸口。

戸口は、排除の記憶を運んでいた。

弁当箱。

弁当箱は、古い規則を再び開いた。

キーボード。

キーボードは、続けることの喜びを抱えていた。

十時のコーヒー。

そのコーヒーは、初心者であることを、人とつながる時間に変えた。

声を守る

私たちは、Emmaという人をこの本から編集で消し去りたくはなかった。

文章には抑制が必要だったが、無菌であってはならなかった。

学術的な響きのない知性が必要だった。懇願のない温かさ。痛みを娯楽に変えないユーモア。

何より、生きた声に聞こえなければならなかった。

編集の原則

  • まず、場面を。
  • 概念より先に、身体を。
  • 意味は、遅れてやってくる。
  • 聖人には仕立てない。
  • 単純な悪役もつくらない。
  • ユーモアを手放さない。
  • 残像を残す。

一冊の本、より広い世界

原稿

北米の英語読者のために組み立てられた、文学的回想録。

原文の確定

将来の翻訳のために整えられた、安定した英語版。

ビジュアルの世界

表紙、本文のリズム、各部の個性、そして読者のための品々。

音楽

商品ではない。感情が見つけた、もうひとつの形。

デジタルの居場所

本と著者、そしてこれからの仕事が、生き続けられる場所。

あえてしなかったこと

  • この本を、回復のためのマニュアルにはしなかった。
  • ADHDを、すべての説明にはしなかった。
  • 年齢を、感動を誘うキャンペーンにはしなかった。
  • AIを、主人公にはしなかった。
  • 読者に、著者への称賛を求めはしなかった。
  • その代わり、場面そのものに読者の信頼を得てもらうことにした。

現在の段階

BORN RAREの原版は、すでにKindle、ペーパーバック、ハードカバーとして刊行されている。新たに構想し直した文学的な版が、いま編集開発の途中にある。

その構成と英語の声の体系はすでに確立している。個々の章は、いまも書かれ、試され、削られ、書き直され続けている。

私たちは、まだ完成していない本を、完成したものとして差し出すつもりはない。

このページは、仕事がまだ生きているあいだの、その仕事の質を記録している。

あなたの原稿は、磨き上げられた状態で届く必要はない。

そこに、あなたにしか言えない何かが含まれていればいい。

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